科目名 |
コミュニケーションのための英文法 |
クラス |
c |
授業の概要 |
本授業では、現代英語の文法に関する重要なトピックを取り上げて講義・演習を行う。英語学や英文法研究の知見も一部活用して、コミュニケーションに役立つ英文法の知識の習得とその活用力の向上を目指す。また、英語使用の具体的な場面や状況の中で、適切な構文の選択がどのように動機づけられているかを考察するなどして、一歩進んだ英文法の理解を目指す。授業計画に記している学習内容以外にも、適宜、学習の深化を図るための資料や課題を提供する。 |
授業の到達目標 |
1.英文法の考え方を理解できるようになる。 2.コミュニケーションにおける英文法の有用性を理解できるようになる。 3.授業で扱った英文法の主要テーマに関する基礎知識を活用し、発信力・表現力を高めることができるようになる。 |
授業計画 |
本年度は、以下のテーマに重点を置いて授業を進める。 1.「現在時制」の諸相 2.「助動詞」の諸相(話者の心的態度を表す法助動詞の用法を中心に) 3.「受動構文」の諸相 4.「不定代名詞、数量詞、決定詞」の諸相 授業で取り上げるテキストのUnitに加えて、【自習課題】のUnitを指示する。各自の学習計画に従って丁寧に取り組むことが求められる。
回 |
内容 |
1 | 全体オリエンテーション |
2 | 現在時制の諸相:現在形、現在進行形、未来表現 〔Unit 19〕 ※【自習課題:Unit 1-2】 |
3 | 助動詞の意味:will と be going to を中心に 〔Unit 20, 23〕 |
4 | 助動詞の意味:can と be able to を中心に 〔Unit 26〕 ※【自習課題:Unit 27】 |
5 | 定着のための振り返り |
6 | 助動詞の意味:must と have to を中心に 〔Unit 31, 32〕 ※【自習課題:Unit 29-30】 |
7 | 助動詞の意味:should の基本用法 〔Unit 33〕 |
8 | 中間振り返り〔前半のまとめ〕 |
9 | 後半の導入、受動構文の基礎 〔Unit 43, 44〕 ※【自習課題:Unit 42】 |
10 | 受動構文の諸相 〔Unit 45, 46〕 |
11 | 再帰代名詞の用法と慣用的表現 〔Unit 82〕 |
12 | There構文と非人称it構文、定着のための振り返り〔Unit 84〕 |
13 | 数量詞(存在数量詞)の諸相 〔Unit 87, 88〕 ※【自習課題:Unit 85-86】 |
14 | 不定代名詞の諸相の諸相 〔Unit 89, 90〕 |
15 | 決定詞 eachとevery、後半のまとめ 〔Unit 91〕 |
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テキスト・参考書 |
Murphy, Raymond (2019) English Grammar in Use(第5版). Cambridge University Press. |
自学自習についての情報 |
毎回授業の予習・復習を行うこと。授業担当者の指示に従って、適宜【自習課題】に取り組むことが求められる。 |
授業の形式 |
講義・演習 |
アクティブラーニングに関する情報 |
英語コミュニケーション活動以外にも、適宜、グループワークやペアワークを取り入れる。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
1)期末試験の成績(70%) 2)課題提出・小テストの成績(20%) 3)授業への積極的な参加態度(10%) |
その他(授業アンケートへのコメント含む) |
単位修得の前提として全15回の授業で12回以上の出席が必要である。 |
担当講師についての情報(実務経験) |
高等学校での勤務経験を有する教員は、学校現場での経験を活用して、学校教員の職務に役立つ内容を含める。 |