科目情報
科目名 教育史演習 
クラス − 
授業の概要 教育学・教育史の専門文献を精読する。
 
授業の到達目標 1.教育学・教育史の専門文献を独力で読むために必要な最低限の知識・スキルを修得する。
2.文献読解によって得た概念や視座を活用して、教育実習等における実践経験を分析・省察できるようになる。 
授業計画
内容
1ガイダンス 
2プレゼンテーション&ディスカッション1―教育実習を振り返る(子ども理解)― 
3プレゼンテーション&ディスカッション2―教育実習を振り返る(授業)― 
4文献精読1(論点例:教えるとは何か) 
5文献精読2(論点例:学ぶとは何か) 
6文献精読3(論点例:教育の目標とは何か) 
7文献精読4(論点例:教育の評価とは何か) 
8文献精読5(論点例:授業づくりとは何か) 
9文献精読6(論点例:学力とは何か) 
10文献精読7(論点例:教育課程とは何か) 
11文献精読8(論点例:学校とは何か) 
12文献精読9(論点例:公教育とは何か) 
13文献精読10(論点例:よい教育とはどのような教育か) 
14プレゼンテーション&ディスカッション3−どのように子ども理解を深めるか― 
15プレゼンテーション&ディスカッション4ーどのように授業づくりを深めるか― 
 
テキスト・参考書 テキストは指定しない。
講読する文献等は授業内で配布する。
その他、授業に関わる参考文献は下記のとおり。

神代健彦・後藤篤・横井夏子(2023)『これからの教育学』有斐閣
石井英真(2020)『授業づくりの深め方:「よい授業」をデザインするための5つのツボ』ミネルヴァ書房 
自学自習についての情報 教育実習を経験済みの受講生は、第2回および第3回で自身の実習の振り返りをしてもらうので準備しておくこと。
文献精読回は、あらかじめ該当箇所をよく読んでから出席すること。
第14回および第15回では、全員が何らかの形でこの授業で学んだことを発表してもらうので、しっかり準備をして臨むこと。 
授業の形式 演習形式である。 
アクティブラーニングに関する情報 講義はほとんどしないので、ほぼすべての授業回がアクティブラーニングである。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 第13回までの精読やディスカッション等に対する貢献:50%
第14回および第15回の発表:50% 
その他(授業アンケートへのコメント含む) かなり専門的な文献を読むことになるが、本格的な研究を一定程度読みこなすことは卒業論文作成においても必須のスキルであるため、積極的に受講してほしい。 
担当講師についての情報(実務経験) 担当講師は本学附属学校をはじめ学校現場において授業づくりを支援してきたが、その際にはこの授業で読むような教育学・教育史の専門的知見がかなり役立っている。歴史や理論を介して教育実践を深めるというやり方を、ぜひ身につけてほしい。