科目情報
科目名 特別支援生理・病理演習II 
クラス a 
授業の概要 各受講生が,障害のある児童生徒(主として知的障害、知的障害を伴う肢体不自由、発達障害)の教育や指導について各自が課題を選定し,関連する論文を検索し、購読した上でまとめる。また、各種研究方法について基本的な知識を享受し、これを共有して論文に関する各自の疑問や課題点について議論する。  
授業の到達目標 各受講生は,障害のある児童生徒(主として知的障害、知的障害を伴う肢体不自由、発達障害)の教育や指導に関連する学術論文や専門書を、適切に検索して実際に読んで理解し、他者に伝えるために分かりやすくまとめ、ディスカッションを通して理解を深化させる。以上を通して、教育における課題について、学術的な見方や考え方を身につけることを到達目標とする。 
授業計画
内容
1卒業論文の構成 
2卒業論文作成のスケジュール 
3テーマの検討と設定(1)知的障害について 
4テーマの検討と設定(2)肢体不自由について 
5テーマの検討と設定(3)発達障害について 
6テーマの検討と設定(4)病弱について 
7文献購読(1)著書を中心に 
8文献購読(2)専門書を中心に 
9文献購読(3)紀要、実践報告等を中心に 
10文献購読(4)学会誌を中心に 
11方法の検討(1)文献調査 
12方法の検討(2)事例研究と倫理的配慮 
13方法の検討(3)アンケート調査 
14方法の検討(4)インタビュー調査 
15まとめ 卒業論文作成までの計画の検討 
 
テキスト・参考書 参考書 「これならできる! レポート・論文のまとめ方」新田誠吾著(すばる舎2021) 1400円+税  
自学自習についての情報 各自が卒業論文のテーマに即した文献(資料、著書、論文)を検索し収集する。事前に発表のための資料を作成する。 
授業の形式 演習(学生に提示した課題の提出、学生による資料作成とプレゼン、ゼミでの討議)
 
アクティブラーニングに関する情報 障害児に関する授業や臨床活動を通して、自ら問題意識を抱いた点をテーマに設定し、その解明と論理的理解を導く過程に自主性が不可欠である。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 演習での参加態度(50%)、レポートの提出・報告(50%)により総合的に判断する。 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 卒業論文の指導を受ける学生の受講を基本とする。 
担当講師についての情報(実務経験) 学会発表および研究論文作成、学会誌論文査読、学会誌編集委員の経験あり。