回 |
内容 |
1 | イントロダクション わたしたちの日常にあふれる「調査」 社会を調査することの意味 社会調査の歴史 |
2 | 量的調査と質的調査−2つの調査の方法と得失− 調査の方法とテーマ,社会学・民俗学・文化人類学のモノグラフ,シカゴ学派 1920年代のアメリカの光と影 |
3 | 私たちの認識と社会調査による社会事象の認識プロセス(1) ステレオタイプ, 事実の語られ方, 客観性の二様相, アユの死骸が意味するもの,教室の状況を記述する, 知ることと理解すること |
4 | 私たちの認識と社会調査による社会事象の認識(2) 同化と異化,ステレオタイプ,風に吹かれる紙切れと逃げ惑う男 |
5 | 事実の語られ方(1) 映画「羅生門」のなかの語られる事実 |
6 | 事実の語られ方(2) 羅生門的手法,複合的自伝の方法,質的調査によってわかろうとすること |
7 | 社会調査がつくる「現実」(1) 教室のピグマリオン,アナウンスメント効果,予言の自己成就,マーガレットミード「楽園の虚実」, デルク・フリーマンによる検証,生物学的決定論,文化決定論 |
8 | 社会調査がつくる「現実」(2) 調査の風景,共同行為としてのフィールドワーク |
9 | 文化を記述するということ(1)−今なぜエスノグラフィーなのか− 方法論,エスノグラフィーの歴史,エスノグラフィーブーム |
10 | 文化を記述するということ(2)−エスノグラフィーの地平− エスノグラフィーパッシング,ライティング・カルチャー(文化を書く),民族誌家の魔法 |
11 | 文化を記述するということ(3)−エスノグラフィーの可能性− フィールドワークの窮状,共感・関与,歴史化・政治化・日常化 共同行為としてのフィールドワーク(1) フィールドワークの4か条 |
12 | 共同行為としてのフィールドワーク(2) 環境調査と知の産出 コンテクスト志向型,イシュー志向型,フィールドの人間観,科学主義批判,近代イデオロギー,生活実践 |
13 | 実践 自分で調べる技術(1) 第1章(調べるということ) 第2章(文献や資料を調べる) |
14 | 実践 自分で調べる技術(2) 第3章(フィルードワークをする) 第4章(リスクを調べる) |
15 | 実践 自分で調べる技術(3) 第5章(データ整理からアウトプットへ) 全体のまとめ−フィールドワークの10か条− |