科目情報

科目名 リスニングIＢ  クラス −  授業の概要 映画『 アバウト・ア・ボーイ (About a Boy)』を見ながら、その中で使われている様々な英語表現の聞き取りを行う。映画は学習用テキストとして作られたものではないので、難易度は高いが生の英語に触れられる格好の教材である。映像が内容理解の助けとなり、どんな表現をどんな場面で使うのかをセットで覚えられるだろう。本作品はLondonがロケ地になっており、英国の俳優が出演しイギリス英語が使われている。イギリス英語特有の表現がたくさんあり、イギリス英語の発音にも慣れるよう取り組む。また、主人公の独白がストーリー展開の大きな鍵になるので、登場人物の本心と会話のくい違いの面白さが理解できるように努める。  授業の到達目標 ・映像を手掛かりにしながら、ナチュラル・スピードで話される映画の英語を理解できる。 ・日常的によく使われるチャンクを多く身につけ、会話の中で使えるようになる。 ・聞き取った会話の意図が理解でき、映画のプロットを英語で要約できる。  授業計画 回 内容 1 オリエンテーション　　Unit 1 A Boy and a Man   2 Unit 1のreview と Unit 2のpreview   3 Unit 2　Will Joins SPAT  4 Unit 3　You Need a Backup  5 Unit 3のreview と Unit 4のpreview   6 Unit 4　Will and Marcus Becomes Mates  7 Unit 5　Marcus's Fashion Makeover　  8 Unit 5のreview と Unit 6のpreview   9 Unit 6　Will's First Real Christmas  10 Unit 7　The Boys Get Crushes  11 Unit 7のreview と Unit 8のpreview   12 Unit 8　Lies, Half-truths & Honesty 　  13 Unit 9　Marcus's Gift to Mum  14 Unit 9のreview と Unit 10のpreview  15 Unit 10　No Man Is an Island 　    テキスト・参考書 About a Boy 映画総合教材「 アバウト・ア・ボーイ」（松柏社） 英和、または英英辞書を持参すること。  自学自習についての情報 テキストの各Unit にあるPreviewing は各自で済ませておく。　映画のDVDを前もって見ておく必要はありません。  授業の形式 演習。受講生が内容把握・ディクテーションなどの活動を行い、その結果を発表する。教員がそれに解説を加える。  アクティブラーニングに関する情報 ペア・ワーク、グループワークを行う。  評価の方法（評価の配点比率と評価の要点） ・授業への主体的取り組み　３０％ ・課題・発表　２０％ ・期末試験５０％　　　の配分で、総合的に評価する。 ※遅刻・早退３回で欠席１回とみなす。 単位認定には全授業の 2/3 以上の主席が必要。   その他（授業アンケートへのコメント含む） 別の映画を利用した授業に関するアンケートでは、「テキストと授業はやや難しかったが、説明と進度はちょうど良い」という結果でした。  担当講師についての情報（実務経験） 京都・大阪での私立・府立・国立高等学校、大学での勤務経験があります。