科目情報
科目名 英語文学基礎講読II 
クラス − 
授業の概要 この授業では、英語圏の文化や思想を理解し、その奥深さを小説を通じて味わう。具体的には、児童文学として日本でも人気の高いLouis SacharのHolesを原文で読み切ることで、小説や随筆などを読みこなす読解力を養成することを目指す。原作の手の込んだ物語を楽しみつつ、文化的背景や思想、英語表現などに触れ、英語を読むだけでなく、物語の内容についても、受講生独自のテーマを見つけて読みを深めることを目標とする。 
授業の到達目標 1.さまざまな英語表現に触れ、英語を正確に読む力を身に付ける。
2.作品独自の思想や文化背景を理解する。
3.受講生独自のテーマを見つけ、作品の解釈を目指す。
 
授業計画
内容
1Introduction(授業の進め方、作者の紹介) 
2Louis Sachar, Holes. pp.3-20(前半・登場人物について) 
3ditto. pp. 21-42(前半・舞台設定) 
4ditto. pp. 43-63(前半・視点の在り方)
 
5ditto. pp. 64-87(前半・社会的観点) 
6ditto. pp. 88-106(前半・語りの構造) 
7ditto. pp. 107-129(前半・時代背景) 
8中間振り返り 
9ditto. pp. 130-151(後半・登場人物について) 
10ditto. pp.152-172(後半・視点の在り方) 
11ditto. pp. 173-188(後半・社会的観点) 
12ditto. pp. 189-210(後半・語りの構造) 
13ditto. pp. 211-233(後半・全体のテーマ) 
14作品のまとめ、アメリカ社会と文学作品 
15全体の総括 
 
テキスト・参考書 Louis Sachar, Holes. Yearling, 1998. ISBN: 978-0-440-41480-3 
自学自習についての情報 毎回の授業に備えてしっかり英語のテキストを読むこと。
発表担当でない場合も、質問等を考えてくること。
発表に備えて、自分なりのテーマで物語を考えること。 
授業の形式 演習形式。授業は発表担当者のグループを中心に、ディスカッションを行う。
 
アクティブラーニングに関する情報 毎回の授業では、グループでの発表と授業内でのディスカッションを行う。主体的にテーマを考え、まとめて論述すること。
 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 授業内でのグループワーク・ディスカッション40%、発表20%、授業内での小テスト40%
 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 小説を通読するクラスであるので、一度にまとまった分量の英語を読む。毎回の予習は不可欠である。グループ発表を予定しているので、グループへの貢献、および授業への熱心な参加を求める。 
担当講師についての情報(実務経験)