科目名 |
創造技術実習I |
クラス |
− |
授業の概要 |
創造技術実習Tでは、まず電気・機械領域の基礎的な知識・技術について講義を受け、次にそれらを組み合わせた基本的な課題実習を行う。その後、各自で自由に応用課題を設定する。ただし,初回の講義で製作物に関する企画書を作成する。創造技術実習Uでは、Tで学んだ知識・技術を活用し、その課題を実現するべく設計・製作を進めていく。最後に、その成果を実演し口頭発表および文書により報告する。 |
授業の到達目標 |
創造技術実習T、Uを通して、ものづくりのプロセスを自身で体験し、創造力を高める。これにより、卒業研究・教材開発・製品製作などの場で必要となるセンスを養う。Tでは、必要となる基礎的知識・技術を身に付ける。さらに、Uで製作する自身の自由な応用課題について発案し実現に向けて実践する。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | ガイダンス(実習の進め方,安全面の指導,過去の製作物の紹介),各自の製作物の企画書作成 |
2 | 電気回路の製作実習(センサーとモーターの連携) |
3 | コンピュータ制御に関する実習(Arduinoの基本,センサーとLED,センサーとモーター) |
4 | 製作実習:企画書のブラッシュアップ,設計図および部品・材料表の作成 |
5 | 製作実習:コンピュータ制御部の製作 |
6 | 製作実習:基盤となる電気回路基板(センサーとアクチュエータ)の製作 |
7 | 製作実習:コンピュータ制御部と電気回路基板との融合(プログラミング) |
8 | 製作実習:ハードウェア(動作不良部の確認と修繕) |
9 | 製作実習:ソフトウェア(プログラムのバグとり) |
10 | 製作実習:設計図(筐体)のブラッシュアップ,木材加工・金属加工にとりかかる |
11 | 製作実習:木材加工・金属加工を進める |
12 | 製作実習:木材加工・金属加工を完了させる |
13 | 製作実習:筐体へ電気回路・マイコンを搭載する |
14 | 製作実習:動作確認,調整作業 |
15 | プレゼンテーション |
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テキスト・参考書 |
テキスト 実習用のテキストを配布する(予定) 参考書 「やさしい電子ロボット工作」(東京電機大学出版局) 「Arduinoをはじめよう」(オライリージャパン)など |
自学自習についての情報 |
製作の遅れをカバーしたり,逆にもっと進めたいという希望があれば,実験室を開放したり,教員が相談にのったりする。 |
授業の形式 |
実習中心 |
アクティブラーニングに関する情報 |
グループディスカッションを取り入れる |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
デモンストレーション(60%) 報告書(20%) 授業に対する態度、意欲(20%) 原則として、特別な理由なく4回以上欠席した場合は評価の対象としない |
その他(授業アンケートへのコメント含む) |
T・Uの両方を履修することが望ましい |
担当講師についての情報(実務経験) |
特記事項なし |