科目情報
科目名 教科内容構成論 -理科- 
クラス − 
授業の概要 受講者が理科教育学に関する論文を雑誌会形式で紹介する。学術的な背景や教材開発における有効性について議論する。自身が論文を執筆できるようになることに加え、生徒に指導する際の要点をつかむ。  
授業の到達目標 1.論文の価値を知り、どのようなものが出版されているか説明できる
2.論文紹介によりプレゼンテーション能力を高める
3.自身が論文の執筆を目指し、生徒に指導することができる 
授業計画
内容
1オリエンテーション、担当回の決定 
2学術論文の意義(学会、論文の種類、査読のシステムなど)  
3論文紹介(1)日本理科教育学会A  
4論文紹介(2)日本理科教育学会B  
5論文紹介(3)日本物理教育学会A  
6論文紹介(4)日本物理教育学会B 
7論文紹介(5)日本化学会A 
8論文紹介(6)日本化学会B  
9論文紹介(7)日本生物教育学会A  
10論文紹介(8)日本生物教育学会B 
11論文紹介(9)日本地学教育学会A  
12論文紹介(10)日本地学教育学会B  
13論文紹介(11)日本科学教育学会A  
14論文紹介(12)日本科学教育学会B  
15まとめ、今日的課題  
 
テキスト・参考書 参考書
 ・「理論と実践をつなぐ理科教育学研究の展開」(日本理科教育学会、東洋館出版)
 ・「理科系の作文技術」(木下是雄、中公新書)
 ・「国際誌エディターが教える」アクセプトされる論文の書き方」(上出洋介、丸善出版)  
自学自習についての情報 本授業では教育関係の論文を対象とするが、NatureやScienceといった権威のある科学系英語論文に各自で触れることが望ましい。  
授業の形式 講義・発表・討論 
アクティブラーニングに関する情報 グループワーク・輪読を行う 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 以下を基本に総合的に評価する
到達目標1(10%):第2回のミニレポート
到達目標2(80%):主に第3〜14回の論文紹介
到達目標3(10%):まとめレポート  
その他(授業アンケートへのコメント含む) 教職大学院生として、研究的視点を持って理論と実践の往還の基本を理解することを求める。
また、各学会に近い専門の教員が加わって助言する場合がある。 
担当講師についての情報(実務経験) 公立中学校・高等学校で14年間勤務した経験があり、現職の時に原著論文を執筆した。