科目情報
科目名 社会科教育実践演習 -日本史- 
クラス − 
授業の概要 歴史教育における歴史の見方、考え方についての理解を深めるため、「歴史総合」のテキストを熟読し、とくに日本の描かれ方について学ぶ。 
授業の到達目標 @ 教科書を批判的に読むための基礎的な読解力を身につける。
A 歴史学に関する近年の研究動向を理解する。
B 歴史学の見方、考え方を教育現場に取り入れるための知識や技能を養う。 
授業計画
内容
1ガイダンス、テキスト講読(8〜19頁) 
2テキスト講読:歴史の扉(20〜33頁) 
3テキスト講読:近代化と私たち
*前近代の国際秩序について(34〜43頁) 
4テキスト講読:近代化と私たち。
*主に「開国」の意義について(44〜51頁) 
5テキスト講読:近代化と私たち
*市民革命・産業革命について(52〜71頁) 
6テキスト講読:近代化と私たち
*帝国主義と植民地について(72〜85頁) 
7テキスト講読:近代化・大衆化と私たち
*これまでの小括と次回以降の導入(86〜101頁) 
8テキスト講読:大衆化と私たち
*第一次世界大戦とその後の国際秩序(102〜123頁) 
9テキスト講読:大衆化と私たち
*第二次大戦にいたるまで(124〜137頁) 
10テキスト講読:大衆化と私たち
*アジア太平洋戦争とその後のアジア(138〜151頁) 
11テキスト講読:大衆化・グローバル化と私たち
*これまでの小括と次回以降の導入(152〜167頁) 
12テキスト講読:グローバル化と私たち
*冷戦下の世界と日本(168〜187頁) 
13テキスト講読:グローバル化と私たち
*ベトナム戦争以後の世界と日本(188〜199頁) 
14テキスト講読:グローバル化と私たち
*冷戦終結後の世界と日本(200〜217頁) 
15総括と討論
*これまでの授業をふりかえる。 
 
テキスト・参考書 高等学校教科書:歴総702『詳解歴史総合』(東京書籍:令和3年検定) 
自学自習についての情報 事前に教科書の該当部分を読み、内容についてまとめておく。また、指定しているもの以外の教科書の該当部分もみておくと理解が深まるはずです。
 
授業の形式 発表者によるテキストの内容紹介と、出席者を交えた討議を行う。 
アクティブラーニングに関する情報 発表にあたっては、テキストの内容を適確にまとめてアウトプットする力が求められる。出席者は、討論を通じて、内容理解を深め、また司会を務めることで、討論の取り回しのスキルの向上に努めることになる。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 授業への参加態度(司会・討論・発表)によって評価する(50点)。また、期末レポートとして教科書の書評を作成する(50点)。  
その他(授業アンケートへのコメント含む) これまでは歴史学の方法論に関するテキストを読んでいましたが、今年度はより現場のニーズをふまえて教科書の批判的な読解力を鍛えることを目標としています。 
担当講師についての情報(実務経験) 実務経験はありませんが、ご了承下さい。