科目情報
科目名 教育哲学 
クラス − 
授業の概要 教育哲学という学問領域は教育学の中でも中核的なものであるが、その内容は捉えにくく、理解するまでには時間がかかる。しかし、2000年以上前から、たとえばプラトンやアリストテレスに始まり、カントやルソーであったり、デューイであったり、多くの思想家が教育を哲学的に考えてきた。さらに、教育について考えることは、まず人間とはいかなる存在かを考えなければならない。こうした問題意識から出発したい。意欲のある学生を求める。 
授業の到達目標 ・教育哲学とはどのような学問なのか理解する。
・教育哲学の思考様式に慣れる。
・教育的事象について様々な角度から考察できる。 
授業計画
内容
1オリエンテーション
あなたはどうして教育哲学を学ぼうとしたのか。 
2どうして教育は必要なのか、教育史的に考える
[キーワード:カント、適時性] 
3どうして教育は必要なのか、哲学的に考える
[キーワード:未熟性、カルチャー] 
4自然人はどこにいるか、教育哲学的に考える
[キーワード:自然状態、人間性] 
5「赤ちゃん」について教育哲学的に考える
[キーワード:教育、発達] 
6私とは誰だ? 教育哲学的に考える
[キーワード:役割理論、自己保存、我、汝] 
7過去や自分は変えられるのか? 教育哲学的に考える
[キーワード:過去、現在、未来、解釈学] 
8正解や真理について、教育哲学的に考える
[キーワード:プラグマティズム、現象学] 
9道徳は教えることができるのか
[キーワード:注入主義、開発主義、目的論、功利主義] 
10目に見えるものがすべてなのか?
[キーワード:プラトン、ニュートン、ゲーテ、カント] 
11非認知能力について、教育哲学的に考える
[映像を見て認知について考える] 
12教育における理論と実践問題について、教育哲学的に考える
[キーワード:理論、実践、臨床] 
13結局、教育哲学とはどのような学問かみんなで考える
[キーワード:Bildung、存在論、数学] 
14そして誰もいなくなった
[キーワード:遺伝子、脳科学、習慣、生成AI] 
15講義の補足 
 
テキスト・参考書 相澤伸幸『教育学の基礎と展開』(ナカニシヤ出版) 
自学自習についての情報 まずテキスト『教育学の基礎と展開』をよく読んでおくこと。
講義で紹介する文献(新書程度の内容)について、2−3回生は5冊以上、4回生は4冊以上読むこと。
読んだ文献について1200字以上のレポートを提出してもらうので、つねに問題意識をもって講義に臨むこと。 
授業の形式 講義 
アクティブラーニングに関する情報 たんなる講義ではなく、グループディスカッションを実施するので、積極的に議論に参加することを望む。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 積極性5割、 レポート(1200字程度を4-5回)5割 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 授業アンケートをみても、自学の程度により難易度の感じ方が異なるので、受け身ではなくて、自学した上で積極的に議論に参加することを望む。 
担当講師についての情報(実務経験) これまでの教職経験や活動を活かし、理論と実践を架橋を意識した授業を行う。