科目情報
科目名 国語学演習 
クラス − 
授業の概要 言語を観察する方法のうち、用例採集法による言語調査法を学ぶ。用例採集法とは、文字で書かれた言語資料から実例を採集し、分析を行う方法である。授業の前半では、履修生全員での教材研究を通して、用例採集を行う語彙を決める。授業の後半では、その語彙を日本語コーパス(電子化された言語データ)からデータを収集し、研究発表を行う。
なお、本科目は言語調査法を学ぶ演習ではあるが、国語教材を通して、調査の対象とする語を決めるため、一部国語教育に資する内容がある。 
授業の到達目標 1.資料を通して、言葉についての疑問点や考えるべき点を発見できる。
2.用例採集法による言語調査法の手順を理解し、データを収集できる。
3.研究成果を発表資料にまとめ、効果的な発表ができる。 
授業計画 履修者数などにより、予定や発表形態は変更することがある。
内容
1オリエンテーション 
2教材分析の方法@ 問いの発見 
3教材分析の方法A 問いを議論する 
4教材研究演習@ 授業の構成を考える 
5教材研究演習A 作品の鑑賞方法を考える 
6調査項目の検討 
7辞書調査 
8日本語コーパスの使い方@ 現代日本語書き言葉均衡コーパス(BCCWJ) 
9日本語コーパスの使い方A 日本語歴史コーパス(CHJ) 
10日本語コーパス調査@ 用例を集める 
11日本語コーパス調査A 用例を分析する 
12発表資料の作成 
13研究発表@ 現代語の語彙・意味 
14研究発表A 古代語の語彙・意味 
15まとめと振り返り 
 
テキスト・参考書 テキストは使用せず、必要に応じて資料を配布する。
参考書
中洌正堯ほか『現代の国語1』三省堂 ISBN:9784385706443
岩ア 昇一・三浦 和尚ほか『精選現代の国語』三省堂 ISBN:9784385727608 
自学自習についての情報 授業の後半では、用例採集法による言語調査を行う。各自で研究の構想を練り、調査を進めることが必要になる。 
授業の形式 演習形式を採る。 
アクティブラーニングに関する情報 授業の前半は履修生全員で教材研究を行う。教材についての意見交換が主となるため、積極的な参加を期待する。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 中間レポート:30%
学期末レポート:70%
・中間レポートは、教材研究が終わった段階で、「作品の鑑賞」につながる授業活動案を考える課題(分量はA4Word用紙1枚程度)。また、学期末レポートは用例採集法による言語調査の報告を予定している。 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 後半では、発表資料の作成のため、ノートPC持参を求める回がある。
 
担当講師についての情報(実務経験) 担当者は高等学校(通信制課程)での教育経験がある。